ブラック企業の見分け方 転職サイト編。見抜く方法を人材業界に勤めた私が暴露する

転職サイトを眺めていると

やりがいのある仕事で、給料も高く、未経験大歓迎、しかも学歴不問!
といった具合に、魅力的なコトバがたくさん並んでいますよね。

しかし、転職サイトの求人にもブラック企業は潜んでいます。人材業界で求人広告に携わった立場から、ブラック企業を見分けるポイントをお伝えします。

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転職サイトにもブラック企業は潜んでいる?!


突然ですが、皆さんはハローワークの求人情報を見たことがありますでしょうか?

ネット掲示板などではよく

ハローワークに載っているのはブラック企業ばかり
と言われます。確かに、無料で掲載できるハローワークの求人は、募集企業が好き勝手に書いた基本的な情報しかありません。しかも、「残業なし」と記載しておいて月40時間の残業を強いるなどの嘘がまかり通っています

一方、転職サイトの求人は、企業がお金を払って掲載されたもの。転職サイト側が取材した上で広告をきちんと作っています。社員や職場の写真があり、仕事内容も詳細に書かれており

  • ノルマなし
  • 毎年社員で海外旅行
  • 年次に関係なくフラットな社風
など、魅力的なフレーズがたくさん並べられています。

しかし、それらの情報も鵜呑みにできるものばかりとは限りません

ポイント その1:何度も掲載されている企業は避けること


転職サイトの広告掲載期間は多くの場合2週間~4週間です。あまりに人が集まりにくい求人(首都圏以外での募集、ニッチな業界の経験者募集)であれば、掲載期間を1ヶ月ほど延長をすることもあります
この場合、広告の画像や文言はそのまま前回の掲載を流用するため、延長したことがわかりやすいのです。しかし、ブラック求人の場合は1ヶ月毎にトップ画像を変更し、別の求人だと見せかけるようなやり方をします

1ヶ月以上転職サイトを眺めていると「この企業、トップの画像だけ変えてまた募集かけてる」というのが大体わかってきます。ただし、転職活動をはじめたばかりの人は

どの企業がいつから掲載なのかな…それとも今回が初めての掲載…?
とわからないケースが多いと思います。その場合、企業名で転職サイト内を検索してみましょう。同じ企業でも複数の職種で募集をかけている場合があります。

さらに職種名にも注目してみましょう。「提案営業」「コンサルティング営業」「コーディネーター」など、抽象的だったりカタカナの場合は注意が必要です。一見違う仕事を指す言葉に見えるかもしれませんが、これらが全て一つの営業職を意味することもありえます。

ぶっちゃけ、転職サイト運営側はこのあたりの事情まで把握しきれていません。転職サイト側にとってのお客さま(=募集企業)が

複数の職種で広告を出したい
と言い出したら、たとえそれらが全て同じ「営業職の飛び込みソルジャー枠」だったとしても深く追求することはできません。むしろ転職サイト側にとっては、広告枠を1本ではなく複数本売ることが出来て嬉しい限りです
転職サイトだからといって、過信しすぎるのは禁物です。気になる求人は転職サイトで一度検索して確認することをおすすめします。

ポイント その2:「固定残業手当」には注意すること


ブラック企業を見抜くためにチェックしてほしいのが、『給与・就業時間』の項目です

月給27万7740円~ :固定残業手当含む(5万2740円~、30時間相当分)
といった表記がされている場合、毎月最低でもこの時間数は残業があると思ったほうがいいです

上記の例ですと、月30時間までは繁忙期、閑散期に関わらず最低ラインの残業時間、これを超えると個別に申請して追加で残業手当を支給されることになります。しかし、残業時間を申請しても追加支給をしてくれなかったり、申請を受け付けてもらえない会社も存在します

また、みなし残業手当の表記がなく、単に「月給23万円以上」とだけ書かれている企業の場合でも、『23万円のうちに固定残業手当◯時間分が含まれている』可能性があります

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転職サイトは事実を掲載するだけなので、要チェック


そもそも転職サイト側は、企業に言われた給与モデルをそのまま記載しているだけです。そのため、企業側から「弊社は月給に固定残業手当が含まれています」という話がない限り、固定残業手当について、求人広告上で言及することはありません。

給与欄に「月給23万円以上」と記載があり、各種手当欄に「残業手当有」と書いてある場合、23万円の他に残業した分だけ手当がつくように読み取れます。しかし、実は23万円の中に固定残業手当が含まれている可能性もあるのです

そのため、残業手当に関しては面接の時、以下の項目を念のため確認しましょう。

  • 現状どのくらい残業が発生しているのか
  • 月給とは別に、残業手当が支給されるのか
  • 固定残業手当の場合:規定の時間数(上記であれば30時間)を超えた場合、追加支給されるか
もちろん、固定残業手当の超過分を追加支給していない会社は労働基準法違反です

残業時間や残業手当についてこちらから質問した際、面接官が回答を渋るような態度を見せてきたら、ブラック企業の可能性は高くなります

ポイントその3:みなし労働時間制は必ず確認すること


固定残業手当と似たような制度で、「みなし労働時間制」「裁量労働制」というものがあります。特に直行直帰スタイルで外回り中心の営業職だとこのシステムで給与が払われる場合が多いようです。

この制度は完全に企業が有利なものになっており、現に悪用している会社もたくさん存在するのが現状です。たとえ朝から深夜近くまで馬車馬のように働いたとしても、残業時間が認められず、心身ともに追い詰められて過労死に至ったケースもあります

固定残業手当の場合と同様に、面接では労働時間や残業手当についてきちんと確認することが大切です

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ポイント その4:画像が「フリー素材・イラストのみ」は危険


仕事現場の写真や社員の集合写真を転職サイトに掲載している企業は多いです。びしっとした髪型、スーツでキメていたり、若い社員数名が和気あいあいとしている様子だったり、その業界、その企業によって、カラーが見られますよね。

明らかに現場社員が写っている様子なら特に気にしなくてOKです。しかし、ちょっと警戒してほしいのが、以下の画像を載せている場合です

  • フリーの写真素材だけ
  • イラストだけ
  • 文字(キャッチコピー)だけ

その会社に属する人物が一切登場しないにも関わらず

  • 元フリーターから課長になりました
  • 未経験入社、2年目で年収1000万
  • 自分らしくのびのび働いて最後の転職にしよう!
  • 履歴書不要、全員と面接し人柄で採用します
といった具合に、魅力的なコトバがたくさん並んでいますよね。すぐに採用してもらえそうな、しかし どこかフワフワした言葉が使われています

そして、勤務地は全国の各都道府県、常に大量採用をしており、リクナビ、マイナビ、en、DODAなど、どこのサイトにも掲載していて、検索結果で常に上位表示されていることが多いのも特徴です。

職種も、「企画職」「エンジニア」「営業職」「事務職」「クリエイター」など、どんな職種で検索してもヒットするように設定されています。

一見さまざまな業務に携われるように見えますが、仕事内容は全国のプロジェクト先での施工管理や、派遣先に出向してのITエンジニア、派遣社員に近い役回りです。

求人広告の甘い言葉とは裏腹に現場はハードな分離職率も高いのが現実です。

常に転職サイトに求人広告を掲載し、大量採用して何とか人を回しているのが現状だったりすることも…。だから、甘い言葉には細心の注意を払いましょう。

※転職先の口コミを必ずチェックしよう


何だかんだで、企業から提供された情報よりも実際に働いている社員の口コミの方がリアルで1番信憑性が高いです。特に退職した方々の口コミは、退職理由と直結するのでブラックな企業の一面を確認できる優れものです。

なので、情報弱者となってブラック企業に転職することを避けるためにも、社員の口コミが詰まったサイトは一度確認すべきです。特にオススメなのは「キャリコネ」です。理由はこちら!

そのため、転職サイトで気になる求人は、社員の口コミが詰まったサイトで一度確認すべきです。特にオススメなのは「キャリコネ」です。理由はこちら!

「キャリコネ」のメリット

  • 無料登録するだけで、社員の口コミが全部みれる
  • 企業と口コミの数が多いため、転職の参考になる
  • 口コミから、本当にブラックかどうか確認できる

登録も2~3分でできる上に無料なので、使わない手はありません。むしろ、口コミを確認せず、ブラック企業に転職してしまったことを想像するだけでゾッとしませんか…

転職で後悔しないためにも、「キャリコネ」は絶対に活用しましょう

まとめ

せっかく新しい会社に転職しても、そこがブラック企業だったら元も子もありません

転職サイトに載っている求人をしっかり見極め、企業のクチコミなども参考にしながら転職活動を進めていきましょう

ブラック企業に転職するのが怖い人に、ホワイト企業の探し方を伝授する

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